今日の昼間。
遅めのランチをとりに歩いて出た時、なんだか賑やかだなぁと思って野次馬根性で押さえた1枚。
それでも人だかりの凄さにエライ祭りなのかもしれないと思い、帰るなりオバァにこの写真を見せた…。
ま、まぁ想像できると思いますが長々と説明を受け、やっぱり凄い祭りだったことを知る。
職場から徒歩圏内で行われている行事だってのに。
もう10年も沖縄にいて初めて知ったよ。
ディープです。沖縄。
写真の踊りは、「ジュリ馬踊り」と呼ばれるそうです。
江戸時代、浅草・浅草寺の奥に吉原遊廓が幕府の公認により設立された。
それと同じように那覇波之上宮の足もとの辻に、琉球王府により辻遊廓が公設される。
そこに働く遊女たちは「ジュリ」と呼ばれていたんですね。
で、旧暦の1月20日に辻遊廓の商売繁盛を願い、ジュリが遊廓を出て舞踊行列することになる。
この中にジュリ馬踊りがあって、那覇三大祭りの一つと呼ばれるほどになったとさ。
何となく切ないのはね、「辻売り」された女性は、このときにだけ両親と互いの姿を確かめ合ったんだって。
歴史を感じちゃうね。
このジュリ馬踊りは、女性団体から反発されて長いこと中止した歴史もあるらしい。
でも那覇三大祭りとしてふたたび復活を遂げた祭りなんだとか。
いやぁ、勉強になりました。
恐るべし沖縄。
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